※ 2011年 3月11日(東北地方太平洋沖地震)を主とした各震災、及び各地での自然災害、そして東京電力・福島第一原発の人災(メルトダウン・高レベル放射能の拡散)に際し、被害に遭われた方々やその関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 また、それらにより犠牲になられた方々や御家族の皆様へ深くお悔やみ申し上げます。
 被災地の回復と皆様の御無事を心よりお祈り申し上げます。

  ◆ 各編とも好評掲載中~♪ ◆

  第1作目・本編~ 「美姉妹(しまい)といっしょ♡」

   第2作目・番外編~ 「百花繚乱~前・中・後編」

    第3作目・新婚編~ 「美姉妹(しまい)といっしょ♪~新婚編」

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没原稿

 
 ※ この日記(記事)は 2007年12月24日付 のものを再編(カテゴリの変更等)したものです。

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 いつも「ライトHノベルの部屋」にお越し戴き、
誠にありがとうございます♪ m(_ _)m

 さて。
 先日、HDDの隅に本編「美姉妹(しまい)といっしょ♡」の没原稿が埋まっているのが見つかりました。(^_^;)

 そこで。
 本編の完結を見たことでもありますので、ここに没原稿を公開してみようかと思います。

 当初、この原稿で書き始めたのですが、物語の構成を変えたためにお蔵入りとなりました。
 しかし消去するのが惜しく、残しておいたと記憶しております。
 
 まるで違う角度となった本編 「発覚(1)」 と読み比べてみるのも一興かと思います。

 それでは没原稿「発覚(1)」を御覧下さいませ♪


 ==============


「発覚(1)」

  
 コスプレ7Pエッチから一週間後の土曜の昼下がり。
 食事を終えた六人の妻達は明るい陽射しで満ちたリビングに集い、雑誌を読んだりテレビに見入ったり談笑したりと、それぞれが思い思いの時を過ごしていた。
 と、そこへ書類で膨れたクリアファイルを抱えた宏が入って来た。

「みんな、ちょっといいかな?」

「ヒロ? どうしたの、改まって?」

 旅雑誌を読みながら優雅にロイヤルミルクティーを傾けていた晶が視線を上げると、若菜と真奈美から家事一般の段取りについて講義を受けていた優も姉と同時に顔を上げ、視線を向ける。
 さすが双子美女姉妹(しまい)だけあって首の動かし方や視線を向けるタイミングなど、寸分違(たが)わぬ動きをする。

「あのさ、ものは相談……って言うか、聞いて欲しい事があるんだけど」

「どうした? 何か難しい問題なのか?」

 宏が定位置でもある一人掛けソファーに腰を据えると、千恵と一緒に温泉情報番組を見ていたほのかが三人用ソファーから声を掛けた。
 因みに、宏から見て左手前から晶、ほのか、千恵と座り、右のソファーには若菜、優、真奈美が座っている。
 ほのかの台詞に妻達の視線がクリアファイルに集中する。

「問題、って言うより、提案……報告に近いかも」

 宏はファイルの中身を取り出し、机に並べる。
 すると晶が手馴れた動きで一番上の書類を拾い上げ、目を落とすとほのかが顔を寄せて覗き込む。
 優も一枚を手に取ると、左右から若菜と真奈美が顔を寄せて来た。

「宏、番茶と緑茶と紅茶、どれにする?」

 話が長くなると踏んだ千恵が身も軽やかに立ち上がると台所へ向う。
 面倒見が好く、細やかな配慮が瞬間的に出来る千恵ならではの気配りに宏は嬉しくなる。
 確かに、簡単に終わる話ではなかったからだ。
 そんな宏の想いを余所に若菜が元気一杯、にこやかに手を挙げた。

「私は宏ちゃんと同じのが好い~♪」

「あんたにゃ聞いてないわよっ! ……ったく、人一倍飲むんだから、たまには自分で淹れなさいよっ」

 若菜の高い身長に掛けて文句を言うものの、大きな瞳は「またか」、と笑っている。
 千恵だけでは無く、晶や優に真奈美、ほのかや宏も笑みを浮かべる。
 美姉妹(しまい)の掛け合い漫才(?)は昔から宏を中心とした生活に安らぎと笑いを与え、今や欠かす事が出来無い存在となっている。
 ほのかや真奈美が新たな妻として一緒に生活を始めても、それは何ら変わる事はなかった。

「俺は……晶姉と同じミルクティーがいいな♪」

 少し考えた後に発した宏の台詞に若菜が眉根を寄せて噛み付いた。

「宏ちゃん~。たまには自分で淹れようよ~。ホント、宏ちゃんって手間の掛かる飲み物は自分で淹れないんだから~」

 一瞬の間の後、リビングは爆笑に包まれた。


     ☆     ☆     ☆


「これがここの土地の権利書。んで、これが建物の分。さっき大家さんの所へ行って正式に売買してきたんだ」

 宏はテーブルに書類を並べ、指で示しながら説明を始める。
 しかし、事も無げに話す宏に晶以下妻達は開いた口がまだ塞がっていない。
 余りに突然な事に思考が付いて行って無いのだ。

「えっと……ヒロ? この土地の……権利書?」

「……このお家を……ヒロクン……いつの間に」

 晶と優の美女姉妹が息もピッタリに言葉を紡ぐと、ほのかと真奈美の新妻コンビが同時に叫ぶ。

「買い取ったのか!?」

「買ったの!?」

 ほのかは切れ長の碧眼を大きく見開き、真奈美は大きな瞳を更に大きく見開いて宏と権利書を交互に見比べる。
 千恵と若菜の美姉妹は互いに顔を見合わせたまま固まっている。
 コトの重大さに戸惑っているのだ。

「あはは~~~。うん、そう、買い取っちゃった♪」

 まるで中古のラジカセを買ったかの様な気軽さで笑う宏に妻達の声が重なった。

「「「「「「笑うトコかっ!」」」」」」


     ☆     ☆     ☆


「今、真奈美さんの部屋って納戸だった所を取り敢えず寝泊り出来る様にはしてあるでしょ? でも、それじゃ狭いし女性の部屋としては余りに不便だから、みんなと同じ十畳の和室にしてあげたいと思ったんだ。でも借家である以上、勝手に増築出来無いでしょ? だからこの屋敷を土地ごと買い取る事にしたんだ」

宏は一旦言葉を区切るとみんなを見回し、紅茶を啜ってから話を続ける。

「これから俺達が将来に亘って根付いた生活をするなら、今が永住の地を得るチャンスじゃないか、って思ったんだ。屋敷は広いし、増改築するにも充分な土地もあるしね。それに、元々空いていた家なんだから、大家さんにとっても維持管理する手間が省けるし現金収入にもなるしね♪」

「宏君っ!! 私にそこまでしてくれなくてもいいのよっ! 私は今のままで充分だからっ!! だからっ! だから……」

 宏の言葉を遮って真奈美が叫ぶが、涙声になって最後まで続かない。
 ただでさえ、押し掛け同然の自分を娶って貰って一緒に住み、あまつさえ五億もの大金を何の衒(てら)いも無く分け与えて貰ったのだ。
 その上、自分の為だけに屋敷を買い上げて改築だなんて、畏れ多過ぎてこの先何をしても釣り合わないではないか。
 そこまでの価値なんて、自分にある筈が無い。
 真奈美はソファーに座ったまま両手で顔を覆うと、しゃくり上げる様に泣き出した。
 宏からの、夫からの愛情は天にも昇る程嬉しいが、自分には返せる物が何一つ無い。
 その余りのアンバランスに戸惑い、どうして良いのか判らない。
 四年前に助けて貰った事と言い、自分は宏から何かをして貰ってばっかりだった事に改めて気付いたのだ。

「ま、真奈美さん!?」

 背中を丸め、俯いて嗚咽を洩らす真奈美に、今度は宏が戸惑った。
 喜んで貰えるものとばかり思っていたら、突然泣き出されてしまったのだ。
 しかも、どう見ても嬉し泣きには見えない。
 女性の涙に免疫の無い宏は思わず周りを見渡して助けを請うた。

「宏の気持ち、判るわ。真奈美さん一人だけ狭い部屋にしておけないものね~」

「宏ちゃん、そーゆー所って、好く気付くもんね~♥」

 美姉妹が真奈美をなだめつつ



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 如何でしたでしょうか。
 これはこれで、好い味出しているなぁ、と……(^^♪


 今後も「ライトHノベルの部屋」を御贔屓に願います♪ m(_ _)m

 

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